決算行政監視委員会での質問など

 木村太郎です。

 先日5月17日及び20日に、衆議院の決算行政監視委員会分科会で質問に立ちました。

 17日は赤松農林水産大臣に、20日は川端文部科学大臣に対する質問です。

 赤松農水大臣には、戸別所得補償制度、果樹対策、輿石民主党参議院議員会長の農地法違反問題などについて質問しました。

 特に、昨年8月の総選挙において鳩山民主党代表が来青した際「リンゴ農家もすべて戸別所得補償の対象とする」と発言していた点と、昨年11月30日に私が提出した質問主意書に「リンゴは恒常的に生産費を下回る作物ではなく、補償対象に考えていない」と回答した政府見解との矛盾を指摘しました。この質問に対し、赤松農水大臣は「リンゴやみかん農家が大変厳しい経営環境にあり、何らかの手だてをしなければ、という思いで、言われたと思う」と弁明。「何らかの手だてを考えているだけ」なのであれば、誤解や期待を生むような軽い発言はすべきではない。鳩山首相をはじめ各大臣にも、責任ある発言を望みます。

 川端文科大臣には、国立大学法人の総合評価ランキング制度及び経営効率化ランキング制度、原子力エネルギー政策などについて質問しました。

 特に、今回の政府が行ったランキング制度は、ランキング付けをされた大学への志願者数や地元企業に与える影響が大きいはずです。上位にランキングされた大学はいいかもしれません。しかし、下位になった大学はどんな状況になるのでしょうか。そこで私は、「トップの大学と下位の大学に直接行って、どういう実態なのか現場を見るべきだ」と提言しました。それに対する答弁は、ランキングされた大学のことを全く考えていない場当たり的な改善のためではなくランクするのが目的であるのかの如き、誠意のないものでした。

 

 どの質問にしても、私が一番訴えたかったのは、もっと真剣に、もっと丁寧に、心のある政治、行政の取り組みをしてほしいということです。認識が甘すぎるのです。国民への誠意が無さ過ぎるのです。一つ一つの事案への取り組みが軽すぎる。政府与党としての自分達の言動が、どれほど国民生活に影響を及ぼすのか解っていないのが、現在の政府の実態です。

 お互い、国会の場で真正面から向き合って、議論し合って、より良い政策を進めていくべきです。現鳩山内閣には、その前提となる「心」がない。私はそこを質したい!

 

<口蹄疫の問題について>

 去る4月20日に宮崎県で確認された家畜伝染病である「口蹄疫の問題」で、我が党は平成12年の時の経験知に基づき、翌日、現地に視察団を派遣しました。

 これに対し政府民主党は、農業者の方々の声を無視し、何の対策もとらず、責任者である赤松農水大臣はゴールデンウィーク中、9日間に渡りキューバ等へ外遊をそのまま続け、現地入りしたのは発生してから3週間も経った5月10日でした。現地自治体からは「何をやっていいやら分からない」「政府からの指示は殆どなく、ただ穴を掘って埋めろと言っているだけだ」と政府の初動の遅れに怒りと悲鳴が爆発しました。このように鳩山内閣の無責任、無能の実体は次々と暴露され、国民を思う心のない民主党内閣を証明しています。

 

<普天間基地移設問題について>

 昨年の総選挙以来、鳩山首相は、普天間基地移設問題について「最低でも沖縄県外に移設する」と国民に公約し、「5月末までに決着する」と国会などにおいても度々約束してきました。

 しかし5月13日にはあっさりと約束を破り、昨23日沖縄を再訪し、移設先を自民党政権時代の現行計画とほぼ同じ「辺野古周辺」と表明しました。昨年9月の政権発足以来、「県外」「辺野古ではない地域」と明言していただけに、県民の方々の大きな混乱と怒りを招いた鳩山首相の責任は極めて重いが、鳩山首相と内閣の言動は、全く実のない軽いものです。

 さらに5月28日には地元沖縄の同意も得られないまま普天間問題の「日米共同声明」の発表が予定され、30日には中国の温家宝首相が来日予定と続きますが、昨年来の中国に対する土下座外交を繰り返すことになれば、国際社会における日本の評価は地におちることになり、極めて憂慮すべき事態となります。

 

 今まさに政治に求められていることは、国民皆さんからの「信頼」に「誠実」に応えていくことであり、政権を担うものとしての責任感と国民を思う心ではないでしょうか。

 私は、自由民主党の副幹事長として、「信頼に応える政策」を実現するために、国民のための政権をとり戻すために全力を尽くします!

2010/05/24

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